さ行(展示会用語集)
サンダー【さんだー】
建築工事で使用する目的別に刃を取り替える小型の切断用工具のこと。
記者会見用バックパネル【きしゃかいけんようばっくぱねる】
背景として設置するもの。組み立ても簡単でバックに入れて収納も出来る。一般的には市松模様で、ロゴや組織名を効果的にPRする自立型装飾パネル。
システムパネル【しすてむぱねる】
組立式の壁面パネルのこと。アルミなどの金属部分と合板を組み合わせたものが多い。展示会基礎パネルでは、オクタノルム社(ドイツ)製のものを使用することが多い。
下地処理【したぢしょり】
塗装やクロス張りなどの仕上げ工事の前に、その凸凹をなくすため、パテなどを使い平らにしていく処理のこと。
車両待機場所【しゃりょうたいきばしょ】
会場内の搬入・搬出の混雑、混乱を避けるため、出展関係者の車両を搬入・搬出時に一時的に待機させる場所のこと。
出展者(社)バッチ【しゅってんしゃばっち】
出展者(社)が会期中に身につけて存在を示すもの。最近はフォルダーに入れて首から下げるタイプのものが多く、事前に主催者から必要人数分配布される。
出展者募集案内【しゅってんしゃぼしゅうあんない】
主催者が出展者を募集するために、見込みの出展者に告知をする案内書のこと。開催主旨、開催要領、出展料金、申込期限その他の諸条件が明記されている。
出展の手引き【しゅってんのてびき】
展示会開催にいたるまでの作業計画や装飾規定、各種工事関係の説明が記されたもの。通常、出展者に向けた説明会などで詳細に説明を行なう場合が多い。「出展マニュアル」ともいう。
出展要項【しゅってんようこう】
展示会の主旨、内容や主催者と出展者の権利・義務などをについてを明記した約款的文書のこと。出展者は申し込みとともに契約締結となる。
傷害保険【しょうがいほけん】
来場者、従業員、アルバイト、コンパニオンなどが展示会期間中にけがをした場合に補償する保険。
消防規制【しょうぼうきせい】
各会場ごとに消防上の法令・条例に合わせた規制が設けられ、それにより禁止、または制限されるもの。
(例:危険物品の持ち込み禁止など)
消防査察【しょうぼうささつ】
展示会場で消防署員が行う検査のこと。消防上の法令・条例に従っているかを検査する。開催前日や開催初日に行い、必要に応じ改善指導も行う。
シンポジウム【しんぽじうむ】
同一の問題に対し、複数の講演者が異なった面から意見を述べ、司会者などの質問に応答する討論会のこと。
スペース渡し【すぺーすわたし】
主催者から出展者への小間の引き渡し方法のひとつ。小間の境界に壁などがなく目印だけを行なっているもの。この場合、少なくとも隣接小間との間の壁を出展者側で建てる必要がある。
スポットライト【すぽっとらいと】
白熱球(レフ球)やハロゲン球を使用した照明機具のこと。
墨出し【すみだし】
展示会では、小間割(会場レイアウト)に基づき、会場内にテープなどで各小間の割り付けをする作業のことをいう。「線引き」「地割り」という場合もある。
施工【せこう】
展示会では、現場での作業のこと。工場での作業は「制作」という。
セットバック【せっとばっく】
展示会ごとに決められた装飾規制のひとつ。会場の消防上の理由、または、出展小間の後方の見通しの確保などを考慮するために、小間の端から一定の寸法で内側にブースを入れなければいけないという基準のこと。「ステップバック」という場合もある。
装飾規制【そうしょくきせい】
主催者により展示会のスムーズな運営のために、あらかじめ決められた装飾施工上の規制のこと。
装飾照明【そうしょくしょうめい】
装飾物、展示物などをより効果的に見せるために光で演出する照明のこと。
袖パネル【そでぱねる】
隣接する小間との境界に設置する壁の内側面に設置するパネルのこと。